食料自給率?美容室から見た日本。
おはこんばんにちは。
今日は美容師が農業のお話。
東京農業大学の生徒と熱く語ったんだ。
そして築地で働いている現場の方とも。
なかなかおもしろい話が聞けたよ。
世界から飢餓を無くすためにはどうしても農業が必要。
その中枢を担う東京農業大学。農業で日本のトップと言っていもいい。
2013年に世界は71億人を突破。そしてその全人口の10%以上の人が慢性的な栄養不足に苦しんでいるんだって。
日本は慢性的な栄養不足ってあまり聞いたことないよね。
でも食料自給率[=国内生産量+輸入量-輸出量-在庫の増加量(又は+在庫の減少量)]って2012年に40%を下回ったんだって。これって世界的にかなり深刻な問題で、日本は2020年までに50%に上げようと活動している最中なんだ。
もし何らかの状況で輸入がストップしたら?
…そうならないように頭の良い方々が知恵を絞っているんだね。
でも残念ながら日本の若者の農業離れが進んでいるんだね。
在学生の内部告発でこっそり教えてもらったんだけど、この踊りが他の大学のカッコよさの引き立て役に回ってしまっているんだって。
そうだね。
じゃあ、日本はどのように食料自給率を上げようとしているのか?
単純に空いている土地を利用する。っていう事らしいんだけど、現場はそれに不満を持っている。
現場的には、じゃあなぜ土地が空いているか?っていうと、作物を育てる環境ではない、ってことらしいんだよね。
基本の基本で考えると作物を同じ土地で栽培していると、土地が痩せてしまうんだ。だから周期で土地を活用していたんだね。豚を放牧して夏にはクローバーを食べさせる。冬にはかぶを食べさせる。そうすることで土地を痩せさせず、休ませずに自給率を上げていくんだね。
今は肥料があるからいろいろ大丈夫なんだけどね。