僕の職業は『送り人』
おはこんばんにちは。
職業を尋ねられると僕は『送り人』と答える。
お客様と楽しく会話をしていると「こんな人とお付き合いしたら毎日楽しいだろうな」とか妄想する。
行動は起こさないから許してほしい。
何回も髪の毛を切らせてもらっているうちにそんな素敵な人に彼氏が出来ちゃって。
なんか幸せそうな顔をしているのでこっちも幸せになる。…反面、複雑な気持ちにもなるんだ。
そして結婚する事になりました的な報告。
美容師歴が永くなればなるほどこのような報告が多くなる。
喜ばしい事なんだよ。
喜ばしい事なんだけどこの気持ちをどう表現したらいいのかな。
妄想の中で勝手に自分で盛り上がって目の前で他の男に奪われる感じ。
でも僕の仕事はそういうことなんだよ。
綺麗にして華やかな人生を送ってもらうための送り人なんだ。
あんなに楽しいお話を毎月のようにするけど
いろんな相談ものるけど
きっとそれはもっと君が素敵にになるための1ページに過ぎない。
僕の正直な気持ちはさびしいけど
幸せの君がもっと幸せになれるよう
もっと腕を磨くよ。
この内容を歌にしてくれるミュージシャン募集。報酬はないんだけど。
この気持ちを歌にしたらどうなるかな的なノリなんだけど。
美容師さんがCD買ってくれるかもしれないっていう超隙間産業なんだけど。
仕事行ってきます。